しろみそ企画第23回公演
「サブスティテュート」
無事に幕を降ろせました!
ご来場頂きました皆様、有難うございました!!
お力添えして頂きました皆様も有難うございました!
共に時間を共有してくれたみんな有難う。
いやー、終わった終わってしまった。
蓋を開ければ沢山のお客様、あっという間の3日間でした。
当初、カフェ公演なのでショートショート的な物を、と考えていましたが
いつも通りの作品となりました。
客席との距離が近いので作品的にいつもよりも会話中心な運びとなりましたが
観て頂いた皆様的にどうだったのでしょうか?
ちょっと気になっていたりします。
脚本を書く上で誰かに習ったりした事がないのでそれこそ個人的な意見ですが
脚本には必ず急所があります。どんなジャンルでも。
お客様によって受け取り方が違う、好き嫌いがある。とかではなくて、
例えば、見せ方を間違えるとあり得ないほど面白くなくなったり、
前半と中盤、後半とバランス悪かったり。
今回もやっぱり急所はありましたが、そこはベテラン役者陣。
上手くフォローしてくださいました。
本当にありがたい事です。
あまり振り返ったり補足したりは好きではないのですが、
今回はサブスティテュートと言うタイトルにあるように
自分が「誰かの代わり」だとしたら?
と言う大きめなテーマを出しては居たのですが、
個人的には「家族、家」「名前の大切さ」だったり日常での「声無き者」への接し方等々も含んでました。
紆余曲折あって、最終的に
女将さんが安心できるようにと先代の飼い猫のポジションに居る事を選んださとこでしたが、
それでも名前には拘りがありました。
「せめて私は私でいたい」
これ、お芝居的には「するめ」とか「こんぶ」とか変な名前出してわちゃちゃと流したんですが、
本当は猫は誰かの代役に甘んじていたくなんかなくて。
ただ、言葉の通じない飼い主が昔の飼い猫の面影を重ねるならば
それ、甘んじて受け入れるしか無くて。
ならばせめて「私」を。せめて私だけの名を。
「私が居なくなったら次の猫にも同じ名前を?」
変な名前のサラリーマン、変な名字の雑誌記者、変な名前の喫茶店ちょいちょい含ませながら。
学級新聞で「共演者に新しいあだ名を!!」と企画したのもちょっと考えがあってでした。
名前って自分が集約されている形の無い器だから。
無いと言えば言葉無き者。
言葉が通じないのは犬猫だけじゃなくて、
言語が違う外国の方、見聞き出来ない人。
さとこを猫ではなく別の者に置き換えたら、
結構考えさせられました。
考え始めるとそりゃもういつものしろみそカラーでやりますね。
伏線回収?
そうそう、終演後に
なんであの人は猫の言葉が解るんだ。
結局店の名前の由来は?等々、お客様に聞かれたのですが
本筋に関係ないので吹っ飛ばしました
↑
しろみそカラー特有の回収しないやつです。
「伏線?そんなこと、どうだっていいよ!」
くらいに魅せれる本を書けるようにならないとな。
作、もしくは演出がまだまだ。
精進あるのみです。
あぁ終わってしまった。
精算会がまだだけども、ひとまず
あぁ終わってしまった。
稽古中、舞台客席ブースから
この作品にお付き合い下さいました皆様、心より有難うございました!
さて、次は10月!!
皆々様、またまた宜しくお願い致します!!
しろみそ企画 なかしまひろき
次から恒例の輝きランキングを発表して行こうかと思います!
posted by siromiso at 09:43| 大阪 ☔|
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なかしまひろき
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